以前こちら(飛行情報共有機能を利用しよう!)でも紹介した
「飛行情報共有機能」(https://www.fiss.mlit.go.jp/top)
ですが、2019年7月26日より、航空法に基づく許可・承認を受け飛行を行う場合は、その都度、飛行前にこの「飛行情報共有システム」を利用して飛行経路に係る他の無人航空機の飛行予定の情報等を確認するとともに、当該システムへ飛行予定の情報を入力することが必要となりました。
例えば「人口集中地区で飛行させるよ!」となった場合、これまでは土地や建物の管理者など関係各所の了承を得て、DIPSでしっかりと該当する飛行の申請をし、「無人航空機の飛行に係る許可・承認書」を取得した上で、当日その許可・承認書を携帯し安全確認の上で飛行させる・・・という流れで大丈夫でした。
しかし今(7/26以降)は上記の流れに加え、「飛行情報共有機能」にて、まずは同じ日同じ時間帯に近くで飛行させる人いないかな~?とチェックした上で、自らの飛行計画も登録してからでないと、(少なくとも許可・承認書の効力を用いた飛行は)できない、ということになります!Σ(・ω・ノ)ノ!
実際、前回このシステムを紹介した際はまだ利用者が少なく、6月17~24日の1週間で飛行させるのが2件だけ(2件とも私です)といった検索結果でしたが、今回の改定施行日の7月26日から1週間(8月1日まで)で検索したところ、10件に!東北全体ではおよそ50件も登録がありました(≧▽≦) 明らかに登録している方が増えています!(*´▽`*)
パイロットにとっては作業は一つ増えますが、正直これは事故を未然に防ぐには非常に有効なシステムだと思いますし、許可・承認書の効力有り無しに関わらず、使用を義務付けて然るべきと個人的には思います(^▽^) (ので、私はとにかく屋外で飛ばす際は事前に登録しております)
ただ、改善してほしい部分もあります(^^;)
やはりマップが見辛く、計画を作成し辛いです(-_-;) 同じ場所で繰り返し、という場合は以前の計画をコピーすれば楽ですが、新規の場所はいつも苦労します( ノД`) DIPSのように、地理院地図を使用するのではだめなんでしょうか・・・?
これからもっと多くの方が利用すると思いますので、より利用しやすいシステムにきっと改善されていくと信じています!
皆さんも、飛行許可・承認に関係あるなしに関わらず、こちらの飛行情報共有機能を積極的に利用していきましょう!(⌒∇⌒)