既に各所で話題となっております、
無人航空機の機体登録制度。
今日が6月8日ですから、あと約2週間後・6月20日に本格開始となります!
多くの方が事前登録を完了させていたり、今焦って事前登録をしている方も多かったり(^^;)
そもそも、事前に登録しておくことには何かメリットはあるの?(・・?
という方もいらっしゃるかと思いますので、まずその点をご紹介をしますね(⌒∇⌒)
<事前登録のメリット>
・リモートIDの対象外にできる
・制度開始初日の朝からさっそく飛行可能となる
上記二点がメリットとなりますが、今一生懸命事前登録している方々の多くは「リモートID回避」目的の方々が多いかと。一部の100g以上トイドローンは外付けリモートID装置を付けるなど現実的には難しいことが予想され、かつメーカーも対応してくれるか不明ですから、2022年6月20日以降から3年間はその機体で遊べるようにするため頑張って事前登録しています(^^;) また、業界最大手のDJIさんは以下の機体のみファームウェアのアップデートで対応可能と発表しましたから、これら以外の機体(Phantom系やMavic2、Mavic Miniなど)をご使用の方々は事前登録をしない限りリモートID発信機を購入・装着しなければなりません(;'∀')
<DJIさんがファームウェアのアップデートで対応可能とした機体>
Mini2、Mini3 Pro、Mavic3、DJI FPV、Mavic Air2、Air2S、Matrice30、Matrice300RTK、Agras T30とT10
ちなみに、現在発表されており正式に認可の下りた外付けリモートID発信機は2種あり、どちらも価格はオープン価格ですが大体4万5千円弱。うち1種は33gあり小型機には負担が大きそうでした。 ※この辺の詳細は卒業生専用ページ内のコラムに掲載しております(^▽^)
さて、以上をふまえると
事前登録ってすごく大事だな!(゚Д゚;)
って思う方も多いと思います。
しかしながら、今現在まだ事前登録を終えていない方には大きな問題があります。
登録手続きが非常に混み合っていて、めーーーちゃくちゃ時間がかかっています!!( ノД`)
駆け込みでの登録が相次いでいるようで、ハンパない混み方のようです!\(◎o◎)/
事前登録が開始された当初の昨年12月~2月くらいまでは、書類申請を除けばあっさり終了していました。改造等の無い機体であれば即日、改造等があっても3,4日か長くて1週間くらいで登録が終了して「登録記号(いわゆるナンバーです)」が発行されていました。当初から時間のかかった書類申請も2,3週間で完了していました。
しかし、4月くらいからかなり手続きに時間を要するようになり、約1カ月かそれ以上かかったという例も出てきております・・・(>_<)
「え、じゃぁもう事前登録できないじゃん!終わった・・・。゚(゚´Д`゚)゚。」
と、思った方!まだ間に合うかもしれません!!( ̄▽ ̄)
今からでも間に合う可能性が高いので、諦めず事前登録してみましょう( ´∀`)
(※6月8日時点での状況をもとに記載しております。今後状況が変わることもありえますのでご注意くださいませ!)
< 駆け込み事前登録作戦 >
1.マイナンバーカード、gBiz IDを使用して登録
★注意!
すでにマイナンバーカード(個人登録の場合)ないしgBiz ID(法人・団体登録の場合。エントリーではなくプライムである必要があります!)をお持ちの方でなければなりませんのご注意ください!!
機体登録は最初に本人確認からスタートしますが、その際に上記のマイナンバーカードないしgBiz IDを使用すると、驚異的なスピードで登録が完了します( ̄▽ ̄) よほどギリギリの日時で登録しようとしない限り、おそらく問題なく登録完了できると思います。
ただし、マイナンバーカードやgBiz IDプライムはそれ自体を発行するのに2週間前後かかるため、今現在お持ちでない方はこの作戦は実行できません(。>д<。)
2.6月19日までに申請受付だけでも終了させる
マイナンバーカードやgBiz IDなんて無いしな―という方々も、
あきらめないで!ヽ(´▽`)/(真矢みき風に)
6月6日付で、国交省から以下の朗報が発信されました!(≧▽≦)
無人航空機の事前登録は6月19日申請分までです。
事前登録によりリモートID搭載が免除となるのは、以下の申請分までとなります。
〇オンライン申請 :STEP6の「手続完了」画面が表示された時刻が6月19日中までのもの
(※システムのサーバー時刻で判定。申請受付番号が発番されたものに限る)
〇書面による申請 :消印が6月19日までのもの
(国土交通省HPより引用)
実は以前は6月19日までに登録が完全に終了し、「登録記号(ナンバ―)が発行されていること」がリモートID免除の条件でした。しかし、審査や手続きに時間がかかる現状を鑑みてくれたのでしょう、申請を完了させるところまで19日以前に終わらせれば良し!と条件を緩めてくれたのです(*´▽`*) ありがとう国交省さん!(⌒∇⌒) なお、オンライン申請の「申請受付番号」とは、「DR」で始まる10数ケタのものです。
ただし、この申請方法はリモートID免除は可能なものの、1つ欠点があります。
登録が完了し登録記号を貼り付けるまで、屋外でそのドローンは飛行させることができない
ということです。正直、駆け込みでの申請はかなり多いものと思われますから、特に書類申請の方などは、もしかしたらですが7月中旬から下旬まで飛行させられないことになるかもしれませんΣ(゚д゚lll) まぁ趣味の方であれば我慢しましょうねで終わりですが、業務で使用する方にとっては大打撃になることも考えられますね。ですが、これはどうしようもないことなので、このギリギリまで事前登録をしていなかった罰だと受け入れるしかないのでしょう( ノД`)
以上が事前登録情報になります!(∩´∀`)∩
さて、晴れて事前登録を完了し、リモートID免除を獲得した方も、使用機体によっては安心できないことがあります。
主にリモートID対応でないDJIの機体をご利用中の方々です!
それはずばり!
修理やケアリフレッシュサービス利用時に機体交換になってしまう問題
です!!(´;ω;`)
修理の場合は100%交換ではなく、普通に直って帰ってくることもありますが、確率は半々か交換の方が高いかなー?
で、機体交換になるということは、機体番号が変わるということなわけで。つまり、新規に機体登録し直さなければなりません!
6月20日以降に機体交換が発生した場合、新規登録することになればその機体はリモートID発信機をつけなければならなくなるわけです(゜Д゜;)※DJI様の企業努力により、修理案件に関しては「交換対応でも機体番号(シリアルナンバー)は変更しない」という対応になりました(⌒∇⌒)
ということで、色々なユーザーに大なり小なり影響がある機体登録制度!
まだの方はお急ぎくださいね!!(*^▽^*)