ドローンユーザーの皆様には、比類なきDJI様の機体をご利用中の方が非常に多いことかと思います。
当スクールの受講生の皆さんも、9割以上の方がDJIユーザーです。
そんなDJIユーザーの方々で、特に内蔵リモートID対応機種でない機体(PhantomシリーズやMavic2、Inspire1や2など)をお使いの方々が心配されていたのが
「点検や修理に出したときに機体交換になったらどうしよう・・・(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)」
というのも以前はDJIに修理・点検に出した際、修理箇所が発生すると結構な高確率で以下のような流れとなっていました。
(産業機除く)
送った機体を修理してもらうのではなく、機体交換になる
↓
機体番号(シリアルナンバー、S/N)が変わってしまう
↓
DIPSで許可承認の変更届が必要になる(変更届が受理され許可証が再発行されるまで当該飛行は不可)
保険会社に機体番号が変わった旨の報告をしなければならない
しかも2022年6月20日から機体登録制度が始まったため、もし機体番号が変わったら、以前の機体を抹消登録した上で、変更後の番号で新規登録をしなければなりません!そうなると事前登録による特典・リモートID発信の免除が適応外となり、一部内蔵リモートID対応機種以外は外付け発信機を購入・装着しなければならなくなります!Σ(゚д゚lll)ガーン 外付け発信機は2022年9月現在だと4万円以上のものしかなく(基板に取り付けるタイプを除く)、かなり痛い出費に(T□T)
ということで、機体交換になり機体番号(シリアルナンバー)が変わるというのはひじょーーーに厄介だぞこりゃ、と思われていました。
しかし!
我らがDJI様はやってくれました!!(≧▽≦)
「機体交換でも機体番号は変更しません」
という対応をしてくれるようになりました!!ヾ(*´∀`*)ノ
実際に先日Phantom4Proを修理に出した際のお見積もりをご覧ください( ̄▽ ̄)
これにより、機体交換となっても抹消・新規登録の必要はなくなり、DIPSの許可承認の変更届も保険会社への連絡も不要になりました!(^○^)
もちろん事前登録でのリモートIDの発信免除も引き継がれる形となり、外付け発信機購入も不要となります(´∀`)
※交換前の機体が事前登録している場合は、です
これで安心して修理や点検に出せますね!!
ただし、以下の点はご注意くださいませm(__)m
・ケアリフレッシュ適応、飛行紛失認定の場合はさすがに機体番号(シリアルナンバー)が変わります
・スキンシールやステッカー、塗装などを施していた場合は、全て無かったことにされます( ノД`)
もう少ししたら紅葉のシーズンとなりますね!空撮に出かける方も多いかと思いますが、
・飛行前の機体チェックは念入りに!
・航空法はじめ各種法規を遵守して安全飛行で!
・無茶をしない!
以上を気を付けて、事故を起こさず、機体を修理に出さなくて済むよう飛行させるよう心がけてくださいね(^▽^)/