農薬散布講習・アグリフライヤーコースについて

そのうちやりますといいながら全然始まらなかった
農薬散布用の講習がついに始まります!!

その名もアグリフライヤーコース!

アグリフライヤーというのは当スクールが取り扱う農薬散布用ドローンの機体名です!
< アグリフライヤー Type R >
↑↑↑機体のスペック、詳しい性能等に関してはこちらのリンク先からご確認くださいませ

アグリフライヤーを製造する石川エナジーリサーチは、あの本田技術研究所(Honda R&D)の元社員の方々が中心となって立ち上げた企業で、もちろんそのHONDAで培った高い技術力やノウハウがドローンの高品質・高耐久に活かされています!
当スクールがDJIや他の国産メーカーの機体ではなく、石川エナジーリサーチのアグリフライヤーを選んだ理由。
それは・・・

1.飛行速度を一定にできるから散布しやすい
ほとんどの機体は、前進や後退のスティック操作を入れ続けると、どんどん加速していきます。かといって、スティック操作が弱ければ遅すぎたり・・・。結果それが事故につながったり、予定通り撒けなかったりするため、一定速度で飛行させるということが非常に!とっても!大切なのですが、スティックを微妙な力加減で保持するのは初心者にとっては難しく、熟練者であっても長時間の作業となると大変です。しかし!アグリフライヤーは送信機のスイッチでスピードを時速20km/15km/10kmの3段階に切り替え可能!!スティックを微妙な力加減で保持しなくてもOKなので、初心者の方は安心でき、熟練者の方は楽できる!素晴らしい機能です!!
2.軽量かつ高耐久・高剛性なマグネシウム合金製のアーム

他メーカーのアームはほとんどがカーボン等ですが、場合によっては飛行中に「しなる」場合があり、それが離着陸の際に不安定になる要因になったり、耐久性が心配されたりという懸念があります。また、カーボンは紫外線による強度劣化も心配です。しかしアグリフライヤーのマグネシウム合金製アームはいかなる状況でも「しなる」ことは無く、かつ紫外線での劣化もありません。しかもこれだけ丈夫なのに軽いのですから言うことなしです!
3.安定感抜群の飛行性能と視認性の高い真っ赤なボディー
飛行の安定感という点で言えば農薬散布用ドローンでもDJIはやはり素晴らしいです。ただ、アグリフライヤーはDJI機とほぼ同等の安定感であると感じました。国産メーカーの機体も他に幾つかあるのですが、その中ではトップクラスに安定していると思います。また、一部ではなく全体が真っ赤なボディーなので、圃場でも視認性が高く、安心して飛ばしやすいです!機体部品の90%以上が国産というのも更なる安心感につながります。
4.いろいろと「丁度良い」
いくら飛行が安定していて視認性が高くとも、大きすぎる・重すぎる機体であれば購入できる人が限られます。かといって小さく安い機体であれば、どうしても飛行に不安定さがでてきたり、タンクが小さくて小規模農家さん向け限定になってしまったり。アグリフライヤーは、性能も大きさもバランスが取れた丁度良い機体だなと感じています。また、操縦モードがモード1でもモード2でも対応可能です。
5.岩手、秋田、青森では正式に取り扱っているスクールが当スクールのみである(2024年3月現在)
石川エナジーリサーチに確認済みですが、現在東北地方でアグリフライヤーを使用して講習を行い販売できるスクールは、当スクールと仙台のエアトリビューンさんだけです。非常に素晴らしい機体なのですが、まだまだ北東北の方々には広く知られていない機体ですから、当スクールでこの機体の良さをどんどん広めていけたらと思っています!

正直、一昔前に比べると、いまやどのメーカーもそれなり以上の性能の機体を販売しています。であれば使いやすいもの、壊れにくく長く使っていけるものであってほしい。やはり農薬散布機でもDJIの機体はすっごいです。ただ、DJI機は「モデルチェンジが早い」のと「最新機器・アプリが使いこなせないと真価が発揮しづらい」という2点が、農家さんたちにとってどうなんだろう、と考えました。若い農家さんも増えているので、そういった方々には良いでしょうが、2023年に農林水産省が発表した農業従事者の平均年齢は、なんと68.4歳。その前後の年齢の方々がいくらかでも使いやすいものであったら・・・そんな思いで様々なメーカーの機体を実際に見て触って、最終的に当スクールが選んだのが石川エナジーリサーチさんのアグリフライヤー(Type R)です。
決して安い機体ではないですが(^^;)、性能や使い勝手の良さ、丈夫さは価格以上のものと思います。アグリフライヤーはドローンのプロとして自信をもってお勧めできる機体です!!(^▽^)/

さて、講習に関してですが、大きく分けて3パターン、細かく分けて6コースをご用意しております。
(盛岡校・秋田校共通)

パターンA :農薬散布のみが目的のドローン未経験者の方向け
コース1.アグリフライヤー・スタンダードコース(4日間)
コース2.アグリフライヤー・じっくり特訓コース(6日間、ただし3日目と5日目は2時間半のみ)
こちらは農薬散布のみを目的とした、主に農家さん向けの講習となります。原則、ドローン未経験者向けのコースですが、(空撮用などの)ドローン経験者でもブランクが結構ある方やちょっと自信が無いなぁという方はこちらを受けていただくのが良いかもしれません。コース2では、日数を増やすことで実技の練習時間を増やしております。こういった機器の扱いが上手くできるか心配な方や、ご高齢の方にはこちらのじっくり特訓コースをお勧めいたします。

パターンB:農薬散布だけでなく、空撮などのドローンもやっていきたいと検討中のドローン未経験者の方向け
コース3.JUIDAアグリフライヤーコースEX(6日間)
コース4.JUIDAアグリフライヤーコース(5.5日間)
こちらでは、農薬散布の指導の前にドローン全般の知識・技術をしっかり身に付けていただき、JUIDAの資格を取得することが可能です。コース3のEXではJUIDAの操縦技能証明証と安全運航管理者証明証の2種が、コース4では操縦技能証明証が取得できます。せっかくだから農薬散布に限らずドローンを色々な形で使っていきたい!という方、安全運航はじめドローンに関してより深く知識・操縦技術を得たいという方にはこちらがお勧めです。

パターンC:ドローン経験者の方向け
コース5.アグリフライヤー・ドローン経験者限定コース(2.5日間)
コース6.アグリフライヤー・散布経験者限定コース(2日間)
こちらのコースはドローン経験者(10時間以上の飛行実績がある方)のみ選択可能です。コース6に関しては他の機種にてドローンでの農薬散布をすでに経験している方限定とさせていただきます。なお、コース5に関しましては、お申込に際し事前にちょっとした試験を実施させていただく場合がございます。※詳しくはお問い合わせくださいませ。

< 各コースの受講料金はこちらから >

まずは受講申込に際し、事前に無料説明会にご参加ください!
ドローンでの農薬散布は、色々な意味で気軽に開始できるものではありません。場合によっては、せっかく講習を受けて機体を購入しても、結局はやれないとなってしまうことだって考えられます。ですので、一度詳しい説明を聞いていただき、ご納得いただいた上でお申込をいただけたらと思っております。どうしても説明会ご参加のご都合のつかない方は、お電話でも構いません。講習内容等をよくご理解したうえでご参加いただけたらと思います!

< 説明会のお申込はこちらから >

 

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