ドローンに使用しているリチウムイオンバッテリー(リポバッテリー)は、扱いを誤ると発火してしまう非常に危険な一面を持っています(((゜Д゜;)))
墜落などで過度な衝撃が加わる、過充電や過放電、高温となる場所での保管(放置)、猛暑日に過度に使用、、、等々、原因は様々です。
が、直ちに出火する場合はあまりなく、その前兆として
という現象が見られます。
ただ、この膨らんだ状態からずーっと発火しないこともありますし、非常に状況がまずい場合なんかだと膨らんでからすぐ発火ということもあります(||゜Д゜)
最近のDJIのドローンを使用している方であれば、バッテリーが固いケースによって保護されているのをご存知だと思いますので、「膨らむって言ってもこんな固いケースに入ってたんじゃ膨らんだのわからないんじゃないかなぁ?」と思う方もいらっしゃると思います。
では、膨らんだMavic2のバッテリーをお見せしましょう( ̄▽ ̄)
まずこちらの写真をご覧ください。
どちらかが劣化し膨らんだバッテリーなのですが、この写真ではまだわかりにくいですよね(^^;)
では、次にこれらの写真をご覧ください( ー`дー´)
この2枚の写真だと劣化し膨らんだバッテリーがどんな感じになるか、伝わりやすいかと思います(^▽^) わずかな差に感じるかもしれませんが、この写真の劣化したほうの膨らんだバッテリーは機体本体に装着は物理的に厳しいくらいの変形をしています(゚д゚)!
実際、Mavic2シリーズは、機体色の関係もあり日光を吸収しやすいので、真夏の猛暑日・日差しの強い日に飛行中にバッテリーが高温になり過ぎて膨張し、結果機体とバッテリーのコネクトが外れてしまって墜落、といったトラブルがあるそうです!( *д*):
さて、このように劣化して膨らんでしまったバッテリーは可能な限り早く処分したいところです。(使用も充電も控えましょう。特に充電は絶対やめましょう!)
とはいえ、燃えないゴミ等でゴミの日に出すということは絶対にしてはなりません!(火災の原因になります!)
まず処分の準備段階として、可能でれば放電をして残量を少なくしておきます。機体に装着して電源を入れ、しばらく放置するだけです。
Mavicシリーズの場合、無理に機体に装着しようとすると危険な場合もありますので、可能であれば、で良いです。
※放電ですが、ネット等で検索すると「塩水に浸して放置する」というやり方も出てきます。が、これは危険な一面もあるため、専門家からは推奨されていません。
次に、バッテリーと本体をコネクトする端子の部分に絶縁のためビニールテープを貼ります。
あとは、家電量販店などに持ち込んで引き取っていただきます。
引き取ってくださる店舗等は、以下のサイトで調べることが可能ですので、事前に確認の上、お持ち込みくださいませ。
<JBRC 協力店・協力自治体検索>
使用状況・保管状況やバッテリーサイズにもよりますが、バッテリーは1~3年で膨張するケースが多いかと思います。モーターなどもそうですが、大事に大切に使っていたとしても、いつかは寿命がきます( ノД`) そういうものだと割り切って付き合っていきましょう!(⌒∇⌒)