ドローン操縦士にとって把握しておかなければならない飛行禁止空域の一つに
人口集中地区(DID)
というのがあります。
この人口集中地区は5年に1回の国勢調査の結果によって決まるため、国勢調査が実施されるごとに変化することになります。
これまでは、平成27年度の調査結果に基づく人口集中地区マップを参照して、国土交通大臣様の許可が必要か否か判断してきましたが、
2022年3月25日に令和2年度の国勢調査結果をもとにした新人口集中地区が発表になり、2022年6月25日からはこの新しい人口集中地区マップに従って許可の要不要を判断すること、ということになりました。
早速岩手県と秋田県の主要な場所を確認してみました(^▽^)/
<岩手県>
・盛岡周辺:細かい部分で変更は多々あるが、あまり大きく変わってはいません。全体として見るとDIDはやや増えているようです。
・矢巾町、紫波町:移設されてきた医大の影響で、やはり矢巾町はけっこうDIDが増えていました。一方、DIDが登場すると思われていた紫波町は、予想に反し今回もDIDは無しでした。
・花巻市:意外にもDIDがけっこう増えました。
・北上市:少しDIDが増えました。
・宮古市:大きな変更あり。増えた部分も少しありますが、減った部分の方が大きいです。
・久慈市、釜石市:ほぼ変更なし(微減)
・奥州市:ほぼ変更なし(微増)
・一関市:けっこうDIDが減りました。
<秋田県>
・秋田市、湯沢市:ほぼ変更なし。
・能代市:少しDIDが減少しました。
・大館市:少しDIDが増えました。
・大仙市:DIDがけっこう増えました。
・横手市:減った部分もありますが、全体としてみるとけっこうDIDが増えました。
・由利本荘市:けっこうDIDが減りました。
以上、かなり簡単にですが、平成27年度版と比較した印象を紹介しました。あまりにも大雑把でちっとも参考にならなかったと思いますので(^_^;)、気になる方はご自身でも確認してみてくださいm(__)m
※卒業生専用ページには詳細を掲載しております!
なお、3月26日現在ではまだ地理院地図に反映されていないようですので、反映前に確認したい際は以下のサイトからご覧くださいませ。