約1年前、日本郵便株式会社は早ければ2018年度にドローンによる輸送を導入する旨を発表しました。
そしてついに先日(2018年10月26日)、国土交通省より荷物配送(目視外補助者なし)の飛行承認を得ました!
荷物配送目的で「目視外補助者なし」承認はおそらく国内初でしょう。
承認を得た飛行区間は福島県小高郵便局から浪江郵便局間の約9kmで、当面は試験的にこの区間で実証実験的に実施のようです。
さて、今回承認を得た日本郵便が使用する機体「ACSL-PF1」について興味があったので、少し調べてみました。
株式会社自立制御システム研究所の制作したこの機体は、
・ 片道12kmまで飛行可能!
・ ペイロード最大3kg!
・ 時速50kmで飛行可能!
・ 万が一に備えパラシュート付き!
・ GPS+地上局システムによる制度の高い自律飛行可能!
・ 橋の下や屋内のような非GPS(GNSS)環境でも各種カメラ情報(色や明暗などの識別)で自立飛行可能!
・ 物流だけでなく点検、計量・測量、防災や災害時にも活躍可能!
・・・といった素晴らしい機能を搭載のようで。特に12km飛行可能はすごいですね!
※さらに詳しい情報はこちらをご覧ください!
国の方ではこれを皮切りに離島や山間部等でのドローン荷物配送を今年中に実現させていくべく取り組んでいるとのことですので、そう遠くないうちにドローン配送が一般的になる日が来るかもしれませんね!