ドローンが様々な分野で活躍するようになってきていますが、今回紹介するサービスには非常に驚かされました。
なんと、オフィス内をドローンが『蛍の光』を鳴らしながら飛行して、社員たちに早く帰るよう促すというのです!
”ドローンは、カメラでオフィスを撮影してすぐに送信し、離れた場所にあるパソコンで誰が残業しているか確かめることができます。
今後はAI=人工知能で、誰が残業しているか自動で検知するシステムも導入を検討しています。
ドローンはオフィス内に置いた発信器との距離をたよりにどこを飛んでいるかを特定しながら自動で飛行し、夜間、暗闇の中での警備にも活用できます。
ドローンを屋内で自動飛行させるサービスは国内で初めてだということです。”(以上参照記事より引用)
ご存知の方も多いと思いますが、ドローンは飛行の際かなり大きな飛行音がでます。オフィス内でそんな音大丈夫なの?と思いましたが、
”警備会社、大成の加藤憲博専務は「ドローンの飛行音はうるさいので、退社をしなければならないという雰囲気作りに活用できると考えた。”(参照記事より引用)
とのこと。なるほど、確かにうるさくて仕事にならないから帰ろうという気になるかもしれませんね(笑)
気になったのは、急に立ったり部屋に入ってきたりした人などに衝突したり、ダウンウォッシュで書類が散らばったりとかしないのかなと思ったのですが、その辺の対策はしっかりできたからサービス提供に踏み切れたのでしょうね。
さて、少し気になったのでもう少しだけ調べてみました。
まず本プロジェクトは大成株式会社(ビルメンテ・警備会社)、ブルーイノベーション株式会社(JUIDAの運営にあたっているドローン研究・コンサルティングの企業です!)、NTT東日本の3社共同による社員健康管理サービス「T-FREND」という事業のようです。
操縦者、GPSに頼らない自立飛行システムと高度なセキュリティ画像システム等の最新技術を搭載したドローンを使用、来年4月から試行し10月には正式に開始されるサービスとのことです。
あらかじめ設定された巡回ルートを決められた時間に飛行、室内をくまなくパトロールして残業抑制や警備に利用するというもので、残業状況はドローンのカメラによりクラウド上に録画され、NTT東日本の高度セキュリティ回線で映像・画像は安全に通信される仕組みだそうです。
正直、よく考えたなぁと感心しきりです!ドローンの新たな活用法が出てくるたびに、すごい時代になったなぁと思います。
某番組で、AIの普及で49%の職業が消えるというのを見て驚きましたが、AIのみならずドローンのような産業用ロボットの普及で、様々な分野で機械が人に代わる時代はどんどん近づいているのでしょうね。
<ドローンニュース>
<JUIDA東日本ドローンスクール>