DJIが先日、ドローンの人命救助に関するレポートを発表しました。
そのレポートによりますと、2017年5月から2018年4月までの間に、少なくとも27件の人命救助事例があり、実に65名もの人々がドローンの活用により命を救われた(遭難救助、水難救助)とのことです。すごいぞ、ドローン!(^▽^)
今回のレポートでは、赤外線サーマルカメラを搭載したドローンを活用した事例がいくつか紹介されています。少なくとも18名が肉眼では目視できないような暗闇・茂みなどで遭難等している状況でドローンの赤外線カメラによって発見されたそうです。
27件の人命救助事例のうち、最も多くの人命を救助したのが、10月に中国で24名の遭難したハイカーを発見した事例です。また、27件中なんと19件がアメリカの事例です。次いで中国が3件、オーストラリア、フランス、ブラジル、イギリス、マルタが1件ずつといった内訳です。アメリカがドローンをレスキューに積極的に活用しているということがわかりますね!
残念ながら日本での事例はまだありませんが、日本もドローンの活用がどんどん広がっており、自治体での導入もこの1年でずいぶん進んだように思いますので、今後近いうちにドローンによる人命救助事例が出てくるのではないかと期待しております!(⌒∇⌒)
DJIによるレポートはこちら ⇒ More Lives Saved : A Year Of Drone Rescues Around The World