日々活用の場が広がっているドローン。
今度は北海道にて環境省がドローンを活用してタンチョウを追い払う実験に成功しました!
タンチョウは、国の保護事業で生息数が増えた一方、農場に入り込んで牛の餌のトウモロコシなどを食べる被害が相次いでいて、道によりますと平成29年度までの10年間で被害額は5000万円あまりに上ったということです。(中略)
実験では、牛の餌を食べようとタンチョウが牛舎に近寄ると、上空に飛ばした音が出るドローンの高度を徐々に下げタンチョウに近づけていきます。タンチョウは、ドローンが3メートル程の距離まで寄ると警戒した様子で歩きだし、さらにドローンが近づくと飛び立って逃げていきました。
(以上参照記事より引用)
実際の映像を見ると、使用された機体はDJIのPhantom4のようで、下部に防犯ブザーをぶら下げていました。今後も実験を重ね、この方法が確立したなら、タンチョウを傷つけずに追い払うことができそうですね(^O^)
タンチョウは国の特別天然記念物で、鶴といえば日本では多くの方がこのタンチョウの姿を思い浮かべるのではないでしょうか。まさかあの美しいタンチョウが北海道の畜産農家にとって頭を痛める存在であったとは知りませんでした(・□・;) しかしいくら深刻な被害があるとはいえ、鳥類レッドリストに選定されており、文化財保護法で国に徹底して保護されているので、対策が非常に困難なのは想像に難くありません。その解決策にドローンが役立ったというのは非常にうれしいニュースですね(⌒∇⌒)