現在日本では、主に改正航空法によりドローンが各種規制を受けています。
飛行禁止となっている空域や、夜間飛行などの禁止されている飛行方法が定められているのですが、これら空域や飛行方法は、操縦者が特定の条件を満たし、安全管理を徹底するなどを前提に、事前に国土交通省に申請をすることによって許可・承認を得ることができます。
4月以降、この申請手続きがオンラインサービスにより可能となり、より便利でわかりやすくなるようです!
これまでこの申請は、一部許可申請を除き、東京/大阪航空局へメールにて作成した申請書を送付し、場合によって添削・修正箇所の指定を受け、整理番号の発行を受けたものを印刷・郵送するという手順でした。
今後は、オンライン「ドローン情報基盤システム(DIPS)」により申請できるようになり、
・24時間365日手続き可能
・質問形式の申請で初めての方でも安心
・紙書類不要
となるようです!特に初めての方にわかりやすい点、書類作成が不要な点は非常にありがたいですね!(^^)!
こちらの申請に関しては、実際にサービス開始以降に利用して使用感等をこのブログでお伝えしようと思います(⌒∇⌒)
また、目視外飛行に関して、物流へのドローン利用を受け、「補助者無しでの目視外飛行」でも飛行承認が出せるよう、具体的な条件等が発表されました。
確かに、今後本格的に物流でドローンを活用するとなると、補助者の配置ができないパターンも多々出てきそうですからね!
簡単にまとめると、当面は補助者無し目視外飛行は以下の条件を満たすことが必要なようです。
・第三者が立ち入る可能性が低い場所(山、海水域、河川、湖沼、森林、農用地、ゴルフ場等)
・高度150m未満かつ制限表面未満(空港周辺は不可)
・機体が想定される運用で十分な飛行実績を有している
・第三者の立ち入りや有人機、機体周辺の気象状況や機体状態を操縦者が監視でき、適切な対応が取れる
・操縦者等に充分な教育訓練を実施
こちらに関しては今後のドローン法令セミナーにて詳しく解説したいと思います!
ドローンを取り巻く環境は、技術の進歩や法令の改正等、数か月で変化する場合もあります!
ドローンに携わる方は、趣味であっても仕事であっても、ドローンニュースをある程度チェックしておくことをお勧めします!