岩手~秋田にまたがる大自然の魅力いっぱいの地・八幡平。
個人的に大好きで、年数回は訪れます(^▽^)/
同じく岩手と秋田にまたがり活動するJUIDA東日本ドローンスクールと通ずるものがあるね!と勝手に解釈もしております(^▽^;)
春は雪の回廊、初夏はドラゴンアイ、秋は紅葉、冬は樹氷などなど、各季節に素敵な景色が見られますが、
真夏に私がドローン好きの方にお勧めしたいのが「ガマ沼」です!
かなり天気の良い日であれば、このように南国の海かアメリカ・イエローストーン国立公園にも少し似た、とてつもなくきれいな姿を見せてくれます!(*´▽`*)
また、近くには八幡平一大きい沼「八幡沼」、ドラゴンアイでおなじみの「鏡沼」、そのお隣には眼鏡のような形をしたその名も「めがね沼」など、他にも撮影に適した沼があります(⌒∇⌒) 山頂近くのレストハウスまで車で行けるので、登山初心者の方でも無理なく山頂まで辿り着けます(^o^)
素晴らしい大自然の中でドローン飛行・撮影を楽しめる八幡平ですが、幾つかの注意事項がありますので、ぜひ以下に記載の事項を守ってドローンを飛ばしていただきたいと思います!
< 注意事項 >
・必ず森林管理局に入林届を提出し、かつ前日までに「○日の何時ころ入林し飛行させたいと思います」と連絡すること
八幡平は国有林です。ドローン飛行の際はきちんと入林届を作成の上 提出して受理される必要があります。飛行場所によりますが、山頂付近であれば岩手北部森林管理署と秋田森林管理署の二カ所に提出・連絡が必要です。
・他の登山客の迷惑にならないように飛行させること
離着陸のためツアー客を半ば強引にどかしている操縦者を見かけたことがあります。どかされたツアー客の方々は「ダメだなドローンやるやつは!」と怒っていました。しかもその操縦者は腕に「国土交通省 許可承認取得済」の腕章は付けていたのに、プロペラガードを付けていませんでした。こういった操縦者のせいで、しっかりマナーを守って操縦している人たちも嫌われるのは最悪です。八幡平はドローン操縦者のための場所ではありません。また、極力土日の飛行は避けるべき、というのが個人的な意見です。
・急な突風に気を付ける(特に湖沼上空)
何度かガマ沼や八幡沼の上空を飛行中に、急にそこそこの強風が吹いて驚いたことがあります。もともと風が強めな日に飛行させた場合、急な突風の威力は凄まじいものとなる可能性がありますので、地上風速が低い時にだけ飛行させることをお勧めします。
・松尾鉱山系は完全アウト、飛行も立入も禁止
実際に入林届を出せば受理されないのでわかりますが、かなり特別な仕事でない限り松尾鉱山の廃墟群はドローン飛行も立入も固く禁止されています。詳しくは以前書いたこちらの記事をご覧ください。
・蜂、アブ、蛇に注意
登山中もかなり蜂やアブには付きまとわれる覚悟で行きましょう。蜂は騒がず大人しくしていれば問題ありませんが、アブは刺してきます( ノД`) 八幡平には引くほどでかいアブも多く、ドローン操縦中も操縦者にかなりアタックを仕掛けてきます。そうなった場合操縦に集中できないほど虫が苦手な方は、諦めるか補助者に虫を追い払ってもらいましょう(^▽^;) また、場所によってはヤマカガシ、マムシといった毒蛇も藪の方から出てくる場合があるそうです。毎回1人か2人は見かけるのですが、ハーフパンツにサンダル等での入山は止めましょう!
・自然を大切に!
言うまでもないことですが、現地の植物を踏み荒らしたり折ったり切ったり取ったりといったことは厳禁です。離着陸場所は、そういった行為をせずとも確保できます。
長くなってしまいましたが、八幡平に限らず自然の中でドローンを飛ばす際に共通するマナーも多く含まれますので、参考にしていただければ幸いですm(__)m