真夏のこの時期、ドローンの機体自体(バッテリー含む)の発熱・高温状態が非常に危険で、飛行時にはかなり注意しなければならないですが、モニターとして使用しているスマホやiPadなどの端末も非常に熱に弱く、機体より先にモニターが熱でやられて強制シャットダウンや「CPUオーバーロード」と出ることも( ノД`)
(夏の飛行に関する注意事項はこちらの記事もチェック!)
これらに対して様々な対策がありますが、可能な限り費用をかけずに、かつ見た目もあまり悪くならない方法は無いものかと皆さん考えますよね(;´∀`)
そこで、こんな時はもしかして100均に何かないかなとまずは考えるわけですよ。
そしたら見っけましたよ、こんな商品を( ̄▽ ̄)
ということで早速、100均で発見したこちらの放熱シートを貼って効果を試してみました(^▽^)/
まず、当スクールにほぼ状態が同じiPad(バージョン、購入時期、使用頻度が同じもの)が2つありますので、このうち片方のiPadにだけ100均放熱シートを貼り(思ったよりシート1枚が小さかったため、4枚も貼っちゃいました(;'∀') )、もう片方には貼らないで実験してみました。
どちらのiPadもバックグラウンドで動いているアプリをすべて終了させ、DJI GO4のみ使用の状態でPhantom4Proを15分飛行させてみました。
< 結 果 >
放熱シート貼ってるiPadの方が少ーし発熱少ない!(゚д゚)!
放熱計等が無かったので数字にして比較できず申し訳ないのですが、触った感じちゃんと差が感じられるくらいではありました!(^o^)
ただ、
劇的に違う!すごい、全然熱くなってないんですけど!(゚Д゚;)
・・・とは決して言えず(^^;)、無いよりはあった方がレベル(;´∀`)
貼ってても普通に熱くはなりますが、明らかに幾らか放熱できている感じはありましたので、コストを考えると悪くない結果だと思います(⌒∇⌒)
ただ、実験した日はたまたま気温がそこまで高くない曇りの日だったため、炎天下の快晴であればどうなっていたか・・・もしかしたらほぼ違いを感じなかったかも?という可能性もあるので、今月中はあえてこのまま片方のiPadにだけ装着の状態を維持し、もう少し様子を見てみようと思います(^▽^)/ (後日この記事をアップデートして結果をこちらに記載します!)
また、Phantom4Pro+のモニター付き送信機も背面が激アツになりやすいため、ここにも放熱シートを貼ってみました。
電源を入れてから少し操縦、その後専用モニター内のアプリ(GO4)で過去に撮影した素材(ログ)を使って簡単な動画編集をして、と大体30分使用しました。いつもであればこの時期はそれほど気温が高くなくともこのくらいの使用で背面上部は激アツになるはずですが・・・
同じく、貼ってない時よりは幾らかマシでした!(∩´∀`)∩
先ほどのiPad同様、劇的に効果を発揮してはいないものの(^▽^;)、100円であることを考えたら上出来の結果かなぁ(^○^)
ということで、
低コストで少しでも効果があればいいかなという方であれば、100均の放熱シートは十分買って使って後悔しない商品ではないかなと思います!(*´▽`*)
ただし、過信は禁物です(・Д・`) 前回の記事で紹介したように、
・スマホケース/カバーを外す
・開始前に、他のアプリはほとんど終了させておく
・送信機から端末を充電する機能はオフにする
・操縦者がなるべく日陰に立つ(ただし電波の経路はしっかり確保するよう注意)
・古い端末の場合など、劣化しているバッテリーを使用している可能性がある場合は、できれば携帯ショップなどでバッテリー交換を依頼し、バッテリーだけでも新しくする
上記も意識しつつ、とにかく「飛行時間を短めにする」のが良いかと。機体も危険な状態になってしまいかねませんからね(-_-;)
また、モニターフードの使用も発熱抑止に若干ですが効果ありです(^▽^)/
危険の多い真夏の飛行ですが、人も機体もモニターも、熱中症にならないよう気を付けていきましょう!(≧▽≦)
※しばらくこのまま利用してみて、新たな気付きや発見があればこの記事をアップロードしていく予定です(^o^)